LGBTQ ~理解のある方のみ~

カナダで暮らしながら家族のかたち・日本の同性婚と事実婚(コモンロー)の必要性を考える

こんにちは、Nateです。

本日は、

同性婚や事実婚(コモンロー)の必要性

について考えたことをお伝えしたいと思います。
※個人的な考えとして、1人の意見としてこの記事は読んでください。

近年、日本でもパートナーシップ制度だけではなく
同性婚についても協議され始めていると聞きました。

ただ、先進国としてこの動きは遅いです。
世界も日本のLGBTQ2+事情については注目しており、
LGBTQ2+関連のニュースや裁判があると海外でも報道されています。

海外・カナダでは家族のかたちも多様です。
正直複雑すぎる方もいて理解に時間がかかることもあります・・・。

それでも、みんな理解をしようとします。
日本では事実婚も家庭科で学ぶ言葉ですが、
言葉はあっても認められていません。

そこで今回は同性婚や事実婚に関して、
家族のかたちを
海外で生活をしている一人の日本人として考えてみたいと思います。

そもそも同性婚をできるようにする必要があるか聞かれた場合、
みなさんはどう答えますか?

「はい」「いいえ」「どちらでもいい」




同性婚や事実婚(コモンロー)について考える

自分は同性婚をできるようにする必要があるか聞かれたら
「はい」と答えると思います。

なぜなら、制度的に「結婚」が非常に大きな意味を持つからです。

では、
日本がカナダのように事実婚(コモンロー)もできるようにすべきか
と聞かれたらどうでしょうか

これも、「はい」と答えると思います。

では同性でもコモンローができれば同性婚はなくてもいいのかと聞かれたらどうでしょうか。

これには「それは違う」と答えます。

実はカナダに住んでいて、結婚を選ぶカップルと事実婚を選ぶカップルがいます。

理由としては、
・結婚の手続きがめんどくさい
・離婚となった場合の手続きはさらにめんどくさい
・事実婚はパートナーという扱いだが、パートナー=配偶者なることである
等を聞きました。

これはLGBTQ2+だけではなく、ストレートのカップルにも言えることです。

たしかに、一番のポイントは「配偶者」になること
つまり法的にも「家族と同じ扱い」ということなんです。

コモンローのカップルに「奥さん(wife)」や「旦那さん(hasdband)」っていうと
すぐに否定されます。

これはあくまで「パートナー」なんです。

しかしながら近年は「家族」自体の考え方も変わってきており
結婚や奥さん、旦那さんという単語の響き自体を嫌う方々もいるため、
きちんと国が柔軟に・時代に合わせて対応していく必要があると思います。

つまり、同性婚ができないからコモンローをできるようにするのではなく、
同性婚は同性婚として、
コモンローはコモンローとして2つ同時に別の議題として
取り組む必要があるのです。

そう、多様化が進んでいる現在は
新しい家族のかたちを
認めるということが大切なんです。




なぜ同性婚や事実婚(コモンロー)が必要なのか

事実婚の手続きができ、配偶者になることができれば
結婚している家族と同じサービスを受けることができます。

危篤状態になった際に病室に行けます。

死後に何か残してあげたいと思ったときに、法的に残してあげることができます。

そう、結婚して家族にならなくても国が認める「事実上の家族」として
様々なサービスを受けることができるのです。

言い換えればLGBTQ2+だから一生独り身というわけではありません。

※事実婚は「事実上の家族」でありますが、家族ではありません。
つまり、恋人以上家族未満の存在なんです。

日本の同性カップルを認めるパートナーシップ制度は
パートナーとしてその都市では認められることはできても、
その制度がない場所では認められません。

だからこそ、同性婚または事実婚を国が認めることにより
二人の関係を国が認めていることが大事
だと思っています。

そうすることにより、全員に
結婚する・事実婚を選ぶ・結婚も事実婚もしない
という選択をする=権利を与えていることになります。

実際にストレートカップルは
結婚をする・結婚をしないという権利があります。

選ぶ権利があるということは断る権利や選ばない権利もあるので、
何かあったときに国に文句は言えません。

この選ぶことすらできないことが本当の問題なんです。

ちなみに同時に結婚ができない=けじめをつけるタイミングがないから
いつまでも遊んでいるゲイの方も多くいるイメージもあります。

そんなイメージも結婚ができれば変わっていく気もします。
実際に結婚相談所もできてきましたので。

海外にいると特にこの「権利」という言葉を非常によく聞きます。
正直、個人的にはあまり連呼したくない言葉です。

かなりの方が自分の権利って言い続けるので、
協調性やまとまりがないことが多いんですよね。

ただ、同時に何を選べて何を選べないのかは確かにはっきりさせるのは大事だと思います。
今回の同性婚に関しては権利というより最低限の平等のために
できるようになってほしいです。

そして、同性婚ができるということは同時に
国際同性カップルの相手にもビザが発行できる
ようになります。

日本人とそのパートナーの外国人や
永住権を持っている外国人のパートナーなど。

国民の同性婚と国際カップルは別問題とは言ってほしくないです。
もし同性婚ができるようになれば
きちんとここまでスムーズにできるようになってほしいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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