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【Netflix】LGBTQ映画 ボーイズ イン ザ バンドの感想 (真夜中のパーティー)

2020年12月9日

こんにちは、Nateです。

本日は

ボーイズ・イン・ザ・バンド The boys in the band

についてご紹介します。

この作品の邦題は「真夜中のパーティー」
実は2020年にTEAM NACSの安田顕さんが主演で
「ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~」の題目で舞台として上演されていました。

そうなんです。
この映画はもともとオフ・ブロードウェイの演劇なんです。
初演は1968年。

さらに、1970年に映画化。
この時の邦題が真夜中のパーティだったそうです。

また2018年のでブロードウェイ講演では、2019年のトニー賞を受賞!
つまりボーイズ・イン・ザ・バンドはとても有名な作品なんです。

観終わった感想として

・映画ですが演劇を見ている感じ
・途中までは理解できない
・会話内容が難しい=英語が難しい
・Jim Parsonsの演技が凄すぎて、逆に引く
・作品の最後の最後に何が言いたい作品かが濃縮されている!!

どんな映画(舞台)かといいますと、
誕生日会に集まったゲイの友人たちと
そこに来てしまった一人のストレートの友人による
男9人の会話劇です。

2018年の舞台もそうですが、今回の映画も出演者は全員ゲイです。
※日本版ボーイズ・イン・ザ・バンドは違います。

それではどんな物語か詳しいあらすじ・感想(ネタバレ)を含め、ご紹介します!!



ボーイズ・イン・ザ・バンドのあらすじ
舞台

1968年7月のアメリカ・ニューヨーク・マンハッタン

登場人物
マイケル:この物語の主人公であり、誕生日会の会場=自宅を提供
ドナルド:マイケルの友人
アラン:マイケルの学生時代からの友人(ストレート)
ラリー:まぁまぁモテる遊び人
ハンク:ラリーのルームメイト
カウボーイ:この中の誰かが用意したハロルドへの誕生日プレゼント要員
エモリー:話し方もしぐさも一番女性っぽいゲイ
バーナード:アフリカ系アメリカ人のゲイ
ハロルド:誕生日会の主役

内容
今日はハロルドの誕生日会マイケルの家で行う日。
ゲイだけのパーティーだから何も気にする必要はない!!

そんなパーティーの当日に、
マイケルの学生時代からの友人アランが
マイケルに「今日家に行っていいか」と電話をしてきます。

迷ったマイケルですが、電話越しのアランの様子から来てもいいことを告げます。

パーティーの開始時刻が近くなるにつれて仲間が集まってきますが、
マイケルはアランはストレートだから言葉や態度には気をつけるようにとみんなに伝えます。

パーティーではマイケルの家は広いベランダがあり、
そこでワイワイしています。

それぞれが踊り、食べ、話し、お酒を飲んでいるとまたアランからの電話が。
どうやら冷静になったとのことで家にはいかないということに。

気をよくマイケルが踊っていると、ベルが鳴り扉を開けて入ってきた人物は
何とアランでした。

予期せぬ事態に動揺をしつつも、マイケルはアランを家(パーティー)に招き入れます。

ただ、アランはストレート。
どう見ても、異様な雰囲気のパーティーでした。

全員がどういう風にしたらいいのかわからない雰囲気のなか、
パーティーの主役であるハロルドが到着します。

お酒も進み、プレゼントを渡し終えたところで
なんと豪雨になってしまいます。

急いで家の中に入り、
突然の天候トラブル
酔っ払い
はじけていいのかダメなのかわからない
たった一人ストレートがいることで起こるちょっと変な雰囲気

※この時代ですので、今以上にゲイの人たちは隠れて・隠して過ごしています。
だからこそ、パーティーに一人ストレートがいるだけでお互い・場の空気が変わります。

そんな中、マイケルはあるゲームをすることを提案します。
そのゲームとは「一番好きだった人、一番好きな人に電話をかける」

この電話によって、それぞれのゲイとしての過去
辛い恋愛や記憶・思い出をさらけ出していくのですが・・・・。



まず、言葉が多い!!
お気づきの方もいらっしゃると思いますが
実はボーイズ・イン・ザ・バンドの舞台はこの家・一室だけなんです。

だからこそ、ゲイの人たちのたわいもない会話から言い争いまで
言葉・表現が大事になります。

この点が、場所は動かずに言葉だけでストーリーが進む演劇らしいんです。
非常に舞台・オリジナルに忠実なんだと思います。

そして、ゲイ特有の(?)理論攻め
口論が多いため会話内容が難しいまたはよくわからないと感じることもあると思います。
※アメリカ文化や時代背景のせいもあります。

個人的にはハロルドには申し少し後に出てきてもらいたいと思いました。
全員のキャラが濃すぎるというのと、キーパーソンなので出てきてから急に物語が加速します。
直前までのみんなでワイワイをもう少し見たかったです。

そして一番は別の海外ドラマハリウッドでもそうでしたがマイケル役のJim Parsonsの演技が凄すぎて
本当に見ているこっちが「オィ」って言いたくなります!
ハリウッドのときにもそうでしたが、役ってわかっていても彼が嫌いになります
※とても聞きやすい英語だからこそ、単語が分からなくてもいい方が伝わってくると思います。

英語慣れをしたければ先に無料オンラインレッスンをしてから見てくださいね。

ボーイズ・イン・ザ・バンドを観終わって、これだけはわかってほしいことがあります。

様々なゲイの人たちのストーリーが見れますが、
本当にゲイの人たちってカミングアウトができないと辛いんです。
だからこそ、ケンカになると他のゲイの人たちに強く当たって
言葉が重たくなるんです。
自分はまだいい方だと思いたくなるんですよね。

でも同時にそれをすると誰も幸せになれないっていうのもわかっているんです。

言わないと始まらないこともあります。
でも、言いたくても言えないこともあります。
それらすべてを認め合い、許し合うことができるのが
本当に気が合う・最後に残るゲイ仲間なんです。

そんなゲイの葛藤をすべてを観終わる約2時間後に感じていただけるかと思います。

次の映画でゲイの気持ちについて知りたい方
ボーイズ・イン・ザ・バンド
是非ご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ちなみに自分がNetflixを登録しているのは、カナダではHuluやU-NEXTがないからです。
もし次日本に帰ったら、無料トライアル実施中!<U-NEXT>とのことですので
Netflixにない作品(主に日本のアニメやドラマ)を無料トライアル期間にたくさん見たいと思います。


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