LGBTQ ~理解のある方のみ~ 留学 ~経験と聞いた話~

留学中のカミングアウトの注意点 

2020年6月16日

こんにちは、Nateです。

本日はLGBTQの方には大切な、カミングアウトについてです。


留学を考えているカミングアウトをしていない方(クローゼット)は。
経験者が語る体験談なので参考にしてみてください。

また、留学に行ってLGBTQの方に出会ったことのある方も
この記事を読んでいただいて注意しないといけないことを知っていただければと思います。


実際に、英語圏以外を含め留学を考えているLGBTQの方は多くいらっしゃると思います。
または、
もしかしたら自分はLGBTQなのかもしれない、
それを確かめたくて留学を考えている方もいるかと思います。

当時の自分は後者に少し当てはまっていました。
ゲイかもって思うことはありましたが、
認めたら終わりだと考えていました。

そのため、
そうだって自分自身に認めたのは約1年間の1か国目のワーキングホリデーの終わる
最後の1か月前、
帰る直前でした。
もっと早く認めていれば、もっともっといろんな人に会えて
いろんなところで遊べたのになぁって思います。

なぜなら、
自分が認めていないからこそ
そうだと疑われたくないって
思ってLGBTQのエリアには一切行かなかったからです。

実際にはだれでもいけるようなバーだったので何も疑われないんですが、
それでも嫌だったんですよね。。。。

話はそれましたが本題の

カミングアウトの注意点って?


まず、
自分はゲイだということをほぼ認めていて、
パートナーはいますが
公にはゲイであることをカミングアウトをしていません。

別にカナダは周りの人はあまり気にしていませんので。

そのうえで、
だからこそ、
ゲイ・レズビアンなど
留学に来てから誰も気にしない・すべてが新しい
この環境のもと
カミングアウトをする人は多くいます。

では、なぜ気をつけないといけないのか

それは

日本に帰った後に日本でもカミングアウトができるかできないか

ここを考えてほしいんです。


別にカナダで出会った日本人の友人なんだから日本に帰っても気にしないでしょ?
あなたがゲイであろうと、レズであろうと気にしないし、今までと変わらないはず
って思うかもしれません。

はい、彼ら彼女らは気にしないと思います。
ただし、留学に来たことであなたの友人がその後日本を含めてぽろっという可能性があるんです。


そう、意図しないアウティングです。

※アウティング禁止条例として三重県が初めて都道府県で初めて条例に制定するそうです。
今までも自治体ベースでの禁止はありました。

Outingとは本人に了承を得ずに、その人がLGBTQだということを第三者に言うことです。
一人ぐらいにいっていいでしょって思い、
当事者に許可なく勝手に言ってしますのは意図するアウティングです。


あたたがもし、日本では隠しておきたいと思うなら必ずだれにも言わないでねって言って
カミングアウトをしましょう。

そんなのあたりまえだよって思う方もいるかと思います。
ただ、わざわざブログに書くか理由があるんです。

それは留学に行っていた人の日本に帰ってからの就職先や
共通の友人は意外に多く

どこであなたの留学前の友人と繋がっているか、
これから繋がるかがわからないんです。


実際に、自分のプライベートのSNSでも

この人の友人知っている!!

とか

この人ってあの人と同じ学校・職場だったの!!!

とか

この人とあの人が同じ職場になったの!!!

ってことが多くあります。

つまり、
留学前からの友人にあなたがLGBTQであることがばれる可能性があるんです。
または
留学中に知り合ったけどカミングアウトをしていない人にも日本でばれることがあるんです。

共通の知り合いってなると自分たちがいないところで話に出てきて、
ポロッと言ってしますことが実際に多くあるんですよね。


これは若い子になればなるほど多いです。
※25歳以下ぐらいのイメージ

アウティングはLGBTQの人からするとタブーの一つです。
世界的にもよく問題になります。

当事者じゃない人からすると、
そんなこと気にしてないからって思うと思います。

特に留学でLBGTQを含む多様性を学び・感じた方は特に。

でも気にするのは・傷つくのは当事者であるあなたです。

そのリスクも考えて、カミングアウトをする人には
あなたにしか言っていないからねって言うことを
おススメします。


また、教えてもらった側も
そんなの気にしないよ
ではなく
大切な秘密を共有してもらったと思ってください。

自分には秘密を守ることが難しいとか、
そんなことは重たくて無理って思うかもしれません。

でも、当事者はそれ以上の重さを感じていることも理解してください。

それを学ぶのも多様性を留学で学ぶ一つかと思います。
多様性を学んだことにより、
感覚が緩くなることとは違います。

善意のあるアウティングとはないと思います。
※公にカミングアウトをしている人を紹介した場合でも、
紹介された側がカミングアウトをしていなければ
アウティングになる可能性は高いです。

当事者同士のアウティングも問題によくなりますので。


このことは、
オーストラリア留学やカナダ留学、アメリカ留学だけではなく
日本にいながらでも最近学ばないといけないことかもしれませんね。

以上LGBTQ留学でゲイやレズなどをカミングアウトするときに注意点でした。

写真は台湾に行った時のものです。
台湾でも同性婚を認めてからLGTBQコミュニティーが大きくなっているようですね。
ゲイエリアはとても活気がありました!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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