こんにちは、Nateです。
本日の話題は
カナダの永住権 (PR)を目指すときの注意事項 ポスグラ以外も可能性がある
についてお伝えします。
今回、この記事を書くのを正直迷いました。
ただ、インスタのDMで何人かから永住権目的の留学について
相談をされたので正直な意見を書きたいと思いブログに書きました。
実は2021年2月にカナダの永住権について大きな出来事があり、
留学エージェントさんやビザコンサルタントさん、語学学校のスタッフさんなど
様々な人が記事を書いていました。
話題のClubhouseやその他SNSでも多くの人が情報を発信。
その中には
正直お金がある人以外は無理って言いたいのかなぁって思う内容もありました。
というのも、自分はカナダでは語学学校に約1か月通いましたが
それ以外に学校には行っていません。
なぜなら、カレッジや大学の費用を払えるだけの大金はなかったからです。
※日本やオーストラリアですでに数校学校に通っていました。
だからこそ、
一部の方々が「このビザ以外は無理だ」とか、
「こういう風に言っている人は信用できない」とか
「あの人はお金を払わそうとしている」とか
言っているのに違和感が出たんです。
たくさんの人の意見があり、もちろんみなさん正しい(はず)です。
だからこそ、実際に誰かに相談する方はこのブログの内容も考えて決めてくださいね。
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まず、そもそもカナダの永住権の申請はポイント制なんです。
たくさんのカテゴリーや申請方法があり、
2月にとある申請方法でのポイントがびっくりするぐらい下がったんです。
その時の最低条件の一部が、
・カナダで1年以上フルタイムで職務経験がある。(この3年以内で)
※週30時間×12ヶ月=1年で1560時間以上
週15時間×24ヶ月=2年で1560時間以上
※この時のカウントされる終業時間は週30時間までなので、30時間を切った週はカウントされません。
・職種及びポジョンによってCLBスコアが7または5必要。
CLBスコア7=CELPIPですべてのスコアが7以上またはIELTSですべてのスコアが6.0以上
CLBスコア5=CELPIPですべてのスコアが5以上または
IELTSでリーディング以外のスコアが5.0以上でリーディングのみ4.0以上
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その時の点数である75点は、
応募の最低条件であり日本人が難しいと言われていたこれらさえクリアしていれば
応募及びカナダの永住権の招待状が来たんです。
※コロナ前は470点前後で、職歴が1年やIELTSが5では届きにくい点数です。
さらに最終学歴と申請時の年齢(若いといい)も重要に。
約400点下がった異常事態だったからこそ、多くの方が移民を目指そうと
情報を発信されたんです。
その結果、
この就労のとらえ方を勘違いする方が多くいらっしゃったんです。
今回の就労はビザが「就労ビザ」である必要があります。
よくコープビザ(co-op)っていうのを聞くかもしれません。
コープビザは就労経験を積むことはできても、学生ビザについてくるものなので
今回の就労にはコープビザで働く期間は含まれないんです。
実は、日本人にとってこの就労ビザで1年以上働くことが大変なんです。
ワーホリもこの就労ビザに入ります。
つまり、ワーホリの方も1年間は就労ができるということなんです。
ただし、基本的に延長ができない。
(俗にいうROワーホリ、セカンドがあります。
これを取るにはある一部の会社経由となり手数料を含め50万円から100万円はかかると思ってください。)
では、ワーホリ以外で1年以上働けるビザはなにかといいますと
一般的には2つです。
☆ ワークビザ ☆
会社がサポート=その会社だけでしか働けないもの
一般的に最大で2年でます。
ちなみに、申請ミスにより半年や1年しか出なかったという方もいます。
☆ ポストグラジュエイションビザ(Post Graduation Work Permit) ☆
俗にいうポスグラまたはPGWPと呼ばれるビザで、
主に公立のカレッジや大学を卒業後に申請&取得できるビザです。
通学期間によって最大3年でます。
ここまでの知識の後、永住権の申請方法を考える必要があるんです。
今回の75点の申請方法はエクスプレスエントリーのひとつでした。
そう、エクスプレスエントリーに対しての職歴は就労ビザじゃないとダメなんです。
では以前自分が書いたBCPNPだった場合はどうかといいますと、
BCPNPはコープビザの期間も含むことができるんです!
カナダの永住権申請は最初にもお伝えしましたように
ポイント制であり、申請方法がたくさんあります。
その申請方法で必要な就労期間として認められるか認められないかが違うんです。
だから、卒業すれば最大3年のビザがほぼ確実にもらえる方法である、
長く就労ができるビザ=ポスグラを推す方が多いんです。
さらにポスグラがもらえる学校ですので、あたなの最終学歴もカナダの公立学校卒に更新されます。
そしてポスグラがある時点で大学やカレッジを入学・卒業しているので
IELTSは6.0を超える英語力もあるはずです。
ただ、ポスグラが出る学校のほとんどが「公立大学や公立カレッジ」です。
何が言いたいかといいます学費だけで年間200万~300万円はかかるんですよ。
※学部や都市によっても変わりますが、大学ではもっとかかるところが多いです。
つまり、2年間で400万円~600万円。
さらに、そこに生活費が必要になります。
※3年のポスグラを取得するには2年以上のコースに在学する必要があります。
1タームの考え方により実際の通学は2年弱で2年のコースと換算される場合もあります。
ちなみに、私立のカレッジでは1年間で80万~200万。
※学部によります。
多くの場合は、卒業後はコープになります。
※1年間就学して1年間コープ期間になります。
多くの学校では上記の80万~200万が2年分の学費です。
お分かりいただけたかもしれませんが、
永住権が欲しいなら公立学校に行ってポスグラをとるしかないとに言い切っている方は
ストレートな表現ではお金でビザを手に入れてください=お金がないなら無理って言っているんです。
ここに自分は違和感を感じたんです。
たしかに、日本の職歴を繋ぐこともできず
新しい職歴が長く必要であり
カナダでの職歴も必要であり
学歴ポイントも上げないと無理な方もいらっしゃいます。
それは事実です。
でも自分もかなりの数の知り合いは
ワーホリからPCPNPで永住権、ワーホリからワークでエクスプレスなど
ポスグラなんて取らずに永住権を取得した方ばかりなんです。
もちろん、BCPNPもワークもサポートしてもらえる企業探しが大変なのもわかっています。
だから、一部の方はコープの就職先でワークビザが認められるぐらい頑張ってワークサポートしてもらい
BCPNPやエクスプレスエントリーで申請する方法をお勧めしているんです。
運もあります。
申請費やコンサルタント費などお金も必要です。
それでも公立学校・ポスグラがなければ絶対にPRが無理っていうことはありません。
ご自身の本当の予算で可能性がある道を探してください。
ちなみにBCPNPの記事でも書いていますが、
日本での職歴は引き継げますので
カナダの職歴+日本の職歴で職歴ポイントを伸ばすことと
とにかく英語力を上げることが今は大切です。
これらの知識があれば、
ビザコンサルタントさんや留学エージェントさんに相談するときに
何を聞けばいいのか、相手がどんな方法で自分の永住権申請を考えているのかが
少しわかってくるかと思います。
お金をかけて学歴を更新してカナダで2年以上働く必要があるのか、
今日本から職歴を意識して将来のカナダのビザのために仕事を変える必要があるのかなど
ご自身の今まで及び今の状況を早めにお考え検討・相談されてくださいね。
※ビザの申請状況はその時の情勢や移民法、州によって変わります。
ここでの情報が古くなる可能性もあるので、あくまで知識を知る参考にしてください。

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