【Netflix】ドキュメンタリー CALI K9: どんな犬でもしつけますの感想　Canine Intervention

こんにちは、Nateです。

本日ご紹介するドキュメンタリーは

【Netflix】 CALI K9: どんな犬でもしつけます

です。

原題：Canine Intervention

この海外の犬のしつけに関して、以前より興味がありました。

といいますのも、
実はカナダ・バンクーバーで生活をしていると
日本と大きく違う点を感じるんです。
一番の違いはなんといっても、
犬にリードをつけずに散歩をしている方が多い！

知り合いの犬も、散歩の途中でリードを外します。

最初はどこか急に走り出さないのかなぁとか、
誰かに襲い掛かるとかないのかなぁって思っていました。

ただ、実際にはそんなことはない滅多にないそうです。
※犬種やその時の環境にもよります。

そこで、何が日本と違うのかなぁって考えた時に
しつけの仕方が違うということを聞きました。

ちなみにですが、ペットに関する考え方も大きく異なり、
バンクーバーでは2020年になんと
「賃貸住宅契約にペット禁止制限の廃止」が可決されました！
凄くないですか？

ただ実際に、このペット禁止制限がペットの飼育放棄の理由になる点も
今回の法案可決に影響したようです。
そう、海外でもペットの飼育放棄は大問題です。

またトロントのあるオンタリオ州ではすでにこの「ペット禁止」を条件にいれることは
禁止になっているそうです。

ただ、そこまでしてしまうと
アレルギーがある方への配慮はどうなるんだろうなど、
禁止にすることはいいんですがそれによって
影響が出る方への対応が気になります。

話は戻り、そのぐらい海外ではペットに対する考え方が日本とは大きく違うんです。
そんななか、このドキュメンタリーが配信されてすぐに全話観ました！！！

ネタバレになるのかもしれませんが、
内容と観終えた感想と自分が思ったことをお伝えします。

【Netflix】 CALI K9: どんな犬でもしつけますの内容と感想

このドキュメンタリーは6話あり、
1エピソードが約30分です。

ドッグトレーナーのJas Leverette（以下ジャスさん）による犬のしつけに対するドキュメンタリーです。
ちなみにジャスさんのInstagramはなんとフォロワーが6万人越え！
https://www.instagram.com/calik9/
あの有名番組エレンの部屋にも出演したことのある有名トレーナーです。

6エピソードの内容として

・路上生活を経験し、とあることがきっかけで片足をなくした犬　（ピットブル）
・子犬の頃から飼っているが自分を一番だと思っている犬　（ミックス）
・防衛犬/番犬の定期トレーニング　（ダッチシェパード）
・超過保護に育てられた犬　（マルプー）
・早くして母親から引き離された犬　（ピットブル）
・保護施設にいる犬　（ミックス・ミックス・ミックス・ミックス）

上記の犬たちがトレーニングを受けます。
アメリカということもあり、ピットブルが多いです。（保護施設の犬もピットブルのミックスがいます）

ただ大型犬だけでなくマルプー（マルチーズとトイプードルのミックス）など、
大きさに関係なくトレーニングの様子を見ることができます。

とても印象的だったのは、
犬たちに向ける愛情はとても深く、家族として扱う一方で
「犬は人ではなく犬である」ということを決して忘れないという点です。

甘やかすのではなく、きちんとしつけをする。
しつけは犬のためである。

飼い主がきちんと理解をしていなければ、
犬が事件を起こしたり、
飼うことが難しくなり
最終的に
保護施設や動物管理局のものとにいき、
次の飼い主が見つからなければ
安楽死という選択肢しかない状況になります。

ドッグトレーナーとして、ジャスさんは
すべての責任は人間にあり、
犬たちを守るためにもトレーニングをしています。

特に最後のエピソードはとても印象的で、
この保護施設の次がない犬たちを
きちんと救う様子が描かれています。

当たり前かもしれませんが、
このドキュメンタリーのなかでは
犬の安楽死は一般的に普通に行われることだと
気づかされます。

そしてジャスさんたちトレーナーは
犬の命を守る最初の役割でもあり、
しつけができてない犬たちにとっては
最後の砦でもあります。

いつか犬をバンクーバーで飼うとしたら
どんな北米式のしつけになるんだろう
という目線から、
いつのまにか見入ってしまった
とてもおススメできるドキュメンタリー。

犬のしつけに困っている方は多いため、
また保護されている犬も多いため
シーズン2もできなくはないと思います。

CALI K9: どんな犬でもしつけます
是非気になる方はNetflixでご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。